AI Marketing & Sales - AIマーケティング
AIを活用したパーソナライゼーション、予測分析、マーケティング自動化により、ROIを最大化。 顧客セグメンテーション、リードスコアリング、最適なタイミングでのコミュニケーションを実現します。
※成果はデータ品質と運用体制に依存します。
提供する機能
- 顧客セグメンテーション. 行動・属性・価値（RFM：Recency（最終購入日）・Frequency（購入頻度）・Monetary（購入金額））や、過去の成約パターンに似た特徴をもとに自動で顧客をグループ化（クラスタリング）。
- パーソナライズドコンテンツ. 訴求、クリエイティブ、オファーを個別最適化。チャネル横断で一貫性を維持。
- キャンペーン最適化. 送信量、頻度、配信タイミングを自動調整。A/Bと多変量で検証。
- マーケティングオートメーション. ジャーニー設計、トリガー配信、スコア連携を実装。
- リードスコアリング. 成約確率、解約リスク、次の最適行動を予測。
解決する課題
反応率の低下と配信停止の増加
セグメントとパーソナライズで「誰に・何を・いつ」を最適化し、開封/クリック率を回復。
優先度が決められず商談化が遅い
リードスコアリングと次の最適行動で優先対応を自動化し、商談化を加速。
施策の属人化で再現性がない
ルール/モデル/ワークフローを標準化し、ダッシュボードで運用を可視化。
チャネル間でデータが分断
CRM/CDPとID正規化で単一顧客像を作り、チャネル横断で一貫した体験に。
アプローチ
データ基盤の整備
CRM・CDP・DWHを安全につなぎ、同じ人のデータを一つに紐づけます。個人情報は最小限に扱います。
- データの棚卸し（どこに何があるか、保持期間・権限）
- 顧客IDの正規化（メール/会員ID/デバイスIDの突合、重複統合）
- 連携の設計と実装（ETL/ELT、スキーマ定義、更新頻度、失敗時のリトライ）
- セキュリティ設定（PII最小化、マスキング、アクセス権限と監査ログ）
セグメント設計
目的から逆算して「誰を・どの条件で抽出するか」を決め、運用できる形に落とし込みます。
- 必要セグメントの定義（例: 初回購入見込み、高LTV、休眠復帰）
- 抽出条件のSQL化と検証（テストデータで期待通りに出るか確認）
- 更新頻度・閾値・担当者・例外のルール化
- 定義書とダッシュボードで可視化
予測モデル
成約確率・離反リスク・次に起こりやすい行動を予測し、理由が分かる（説明可能）形にします。
- ユースケース選定（成約確率/解約リスク/ネクストベストアクション）
- 特徴量設計（RFM、閲覧/開封/購入イベントの集計）と前処理
- 学習・検証とベースライン比較（単純ルールと比較し上回るか）
- 説明性と監視（重要特徴の可視化、精度/データドリフト監視）
オーケストレーション
予測やルールを配信フローに組み込み、日々の配信を自動化します。
- 配信シナリオ設計（トリガー、タイミング、頻度上限、除外条件）
- ルール/スコア/モデルの反映（MA/CRM/ワークフローへの差し込み）
- フォールバック設計（失敗時の代替メッセージや停止条件）
- A/B・多変量テストの組み込み
計測と改善
主要KPIを継続計測し、結果を踏まえて改善を回します。
- KPIとダッシュボードの整備（開封/クリック/CVR/LTV など）
- 実験設計（対象・期間・評価指標・停止基準）のテンプレート化
- 週次レビューで改善点を確定→次スプリントへ反映
- 変更履歴と手順のドキュメント化
成果物
- セグメント定義書. 抽出SQLを含む
- 予測スコアの仕様. 特徴量辞書を含む
- 配信フロー設計図. 運用手順書を含む
- KPIダッシュボード要件. 実験設計テンプレートを含む
Salesforce連携 - Salesforce製品との統合
Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud、Account Engagement（旧Pardot）、 Data Cloudと連携し、包括的なマーケティングソリューションを実現します。
- Sales Cloud / Service Cloud. 顧客データと活動履歴を活用したマーケティング施策の実施
- Marketing Cloud / Account Engagement. スコア連携とマーケティングオートメーションの高度化
- Data Cloud. データ統合とオーディエンスの活用で360度の顧客ビューを実現
- 権限・監査・同意管理. セキュリティとガバナンスに配慮した設計と実装
よくある質問
ビジネス規模が小さい企業でも契約は可能か
可能です。NDAと業務委託契約（準委任での契約）で対応します。
既存のMA/CRMに依存するか
ベンダーロックは避けるため製品は特に限定しません。ただし業界のリーダーであるSalesforce社が提供するMAとCRMを主要製品とさせていただいており、お薦めをしております。
データが少ない場合は
ルールベースと小規模実験から開始。徐々にモデル化します。
新規顧客の増加は補償されるか
お客様のビジネスによって効果はかわるため、新規顧客の増加が補償されることはありません。ただし、新規顧客獲得の施策を実施し続けることで新規の顧客獲得は達成しやすくなります。